仮想通貨について

 2018年も2週間経過しましたが、今年は「仮想通貨」の動向に注目していこうと思っています。「仮想通貨」とは、インターネットで使用される通貨で、円やドルなどの「法定通貨」との大きな違いは、政府や銀行などが介在しない通貨と言われています。代表的なものとして「ビットコイン」があります。昨年は「ビットコイン」の価値が異常なまでに値上がりし、投資対象となって「億り人」と呼ばれるくらいに儲けた人達がでていますが、本来の貨幣として「ビットコイン」を使っての物の購入などには、身近なものとしてまだ浸透していないのが現状のようです。

 ただし、将来、円やドルなどの「法定通貨」に取って代わる可能性もあります。「ビットコイン」の最大のメリットは、銀行口座がなくても少額の手数数でほぼリアルタイムで著直接ダイレクトに相手に送りことが出来る点です。グローバルな通貨であるため、今後は利用が拡大する見込みが大いに考えられます。また、「ビットコイン」の取り扱い店が今後増えてきて、円より「ビットコイン」で支払った方がメッリットがある場合、急速に広がる可能性もあります。

 政府や銀行が管理できない「仮想通貨」が普及すると、銀行の存在価値が大きく揺らいできます。今まで世界を牛耳っていた国際金融資本はどうなるのか、今後大いに注目していきたいと思います。