僕のワンダフル・ライフ

犬も生まれ変わりがあるとすれば、今飼っている犬も前に飼っていた犬(スピッツ)の生まれ変わりか…いやーそれはないだろうなあ。息を引き取って一週間ぐらいで買ってきたんだから…。

ペットショップで買った時は、片手に乗るぐらい小さく無邪気で可愛いかったけど、今はとても感情が激しく、スイッチが入った時には何度噛まれたことでしょうか。今回、初めて逢って魂と魂の関係を構築中なのか…それとも、前世では既に会っていて何かの復讐?のために生まれてきたのか、映画を見終わった後、ふと考えてみました。

犬も生まれ変わりをするとなれば、それは魂を成長させるために生まれてくるんでしょうか。人間でもなかなか魂の成長なんて今生だけではできそうにありません。今でも煩悩のかたまりをしっかり抱えたままです。

大事なのは、煩悩のかたまりを抱えたまま生きていることをまずは自覚することが、人間として魂の成長の第一歩になるのかもしれません。

f:id:saka1962:20171015110402j:plain

 

 

 

いねむり先生 伊集院静〔著〕

いねむり先生(色川武大)は、ナルコレプシーという十分な睡眠をとっているにもかかわらず、突然居眠りをしてしまう難病を患っていたらしいです。伊集院さんは、最愛の妻を亡くし人生の絶望の淵にいる時に知り合いのKさんにその先生を紹介され、一緒にギャンブルの旅に出かけて先生の振る舞いに接するうちに、何とか立ち上がるきっかけを掴んでいくようになります。

物語には書かれていませんでしたが、本当はKさんがどん底にいる伊集院さんを何とか救いたいという思いで、救えるのはこの先生しかいないと先生に相談し、先生は先生で、何とか一歩前に踏み出す切っ掛けになったらという思いで旅に誘ったのではないかなあと思ったりしています。

このように人間が絶望の闇から何とか再生していく物語は、読む方も何か一歩前に踏み出すようなちょっとした勇気をもらったような気になります。

ところで、先生を慕い、先生以外にこの小説に登場するKさん、Iさんは超有名な人のようです。

優しい若者が増えていませんか

今日、地下鉄を乗ったら直ぐに、若い男の人にどうぞと席を空けてもらいました。最初は何でだろう?と思ったんですが、もしかしてそれなりの年齢に見えたのか…、いやいや、週末は毎週ジムに通って体鍛えているんだけど…、今日は会社の健康診断があって血液検査後の血止めの絆創膏を見て病気の人を間違えた…、まあ理由はどうであれ、最近、本当に心優しい若者が増えているなあとつくづく思っています。

今でも、私自身はまだ席を譲る側だと思っていますが、譲られる側に見られたとすると、悲しいかな気持ちと見かけで大きなギャップがあるのかもしれません。

席を空けてもらいましたが、思いがけなかったこともあり、あ~いいですと言って断ってしまい、他の人が座るまでしばらくその席が空いた状態となってしまいました。

こういう時は、席を譲った人からすると、早く座ってほしいと思うんだろうなあ。

 

川越氷川神社にて

f:id:saka1962:20170910205330j:image

 今日、川越の氷川神社に行ってきました。この神社には日本の神話で有名な素戔嗚尊奇稲田姫命の夫婦神が鎮座し、古くから縁結びの神様として信仰されて地元では大変人気のある神社です。

毎年実施されている「縁結び風鈴」のイベントが今日までだったこともあるのかもしれませんが、たくさんの人で賑わっていました。それにしても本当に人気がある神社だなあとつくづく思います。心地よい風が境内を吹き抜けて、それこ呼応するかのように風鈴が心地よい音色を響かせていました。

古来、日本人は風に神様の出現を感じ、風は人の想いを運んでくれるもの、風鈴はそうした目に見えない、微かな空気の流れを音として感じさせてくれる大切な手がかりにもなったそうです(氷川の杜より)。

ところで、数年前から神社に行くと時々左手がビリビリと痺れを感じることあります。今日の川越氷川神社は、ビリビリ感が半端なかったです。本殿で何組かの結婚式が執り行われ、祝詞が奏上されて神聖なエネルギーが境内に満ち溢れていたのかもと勝手に思っています。今日は、心地よい風(気)と風鈴の音色、そしてビリビリ感を十分に堪能することができました。神様に感謝です。

自分らしく生きる

先週帰省した際、中学と高校の同期会に参加しきました。中学の同期会は卒業して以来の再会の方が多くいましたが、みんな本当に生き生きしていましたね。もう孫が4人いる人、離婚して実家に戻って親の面倒を見ている人、独身で頑張っている人、議員さん、校長先生‥etc、それぞれの運命、宿命を背負ってはいるけど、みんな自分らしく生きていていいなあと、本当に思いました。高校の同期会も同じですね。

年を取ると丸くなると言いますが、あと5年で還暦を迎える年齢にもなると、酸いも甘いも経験して、人生思い通りに行かないことは当然分かっているし、思い通りに行かないと分かっているからこそ人に優しくなれるものだと思います。

年は取りたくないですが、自分ももっともっと自分らしく生きて、5年後の還暦の再会を楽しみにしています。

世界を操るグローバリズムの洗脳を解く -日本人が知るべき「世界史の真実」- 馬淵睦夫〔著〕

国際金融資本がどのように世界を支配してきたか、この本を読めば良く理解できます。例えば、近代以降に起きたロシア革命南北戦争第一次世界大戦大東亜戦争朝鮮戦争ベトナム戦争、東西冷戦、ソ連崩壊、最近ではウクライナ危機、イスラム国の台頭などの裏で暗躍してきたと著者は言っています。特にウクライナ危機の関しては、ロシアが悪者にされていますが、元駐ウクライナ大使であった著者は、安っぽい陰謀論ではなく、日本ではほとんど報道されていない事実を積み重ねて筋が通る説明をされています。

世界で起きている出来事は、日本では欧米の報道を真に受けてよく吟味もせずに垂れ流しているかもしれないので注意が必要です。なにせ、欧米のメディアも国際金融資本に支配されているとも言われれいます。特定の人物、国を悪に仕立てて、その裏では一握りの人間が金儲けに邁進しているかも知れません。ただ、こんな時代は長く続くとは思えません。インターネットにより真実を知る機会が非常に多くなっているからです。これからの世界の出来事は、報道通りには受け取らず興味があればインターネットで調べた方が真実に近づけるかも知れません。

これからは日本が世界の中心になる?

ここ数年、「これからは日本が世界の中心になる」と言われたりしていますが、日本に住んでいるとあまり実感は湧かないですね。日本の特徴としては、治安がいい、手先が器用でものづくり文化が発達、道徳・倫理感が高い、清潔感がある、連帯感がある、ハイテク技術が高い、和を大事にする等々がありますが、外国の方からもすごく好意をもってくれています。これは、古くから日本が築き上げてきた伝統、文化が今も何とか息づいて残っているからでしょうか。

昨今、グローバリズムの風潮が強くいろんなところに世界標準が浸透していますが、誰が得をするのかよくよく考えた方がいいですね。国境の垣根を無くして、一つの価値観を押し付け、金儲けを最優先するような考えは、本当に日本の良き伝統を破壊するかもしれません。国境を無くして世界統一を図ることは、理想としてあるかもしれませんが、その裏をしっかり読む必要がありますね。この日本が世界の中心にあるには、日本の伝統、文化をしっかり守り、尊敬されていくことがまず必要だと思います。